虎と兎

TIGER & BUNNY 観てる。相変わらずも虎徹さんがマヌケな推理を働かせてくれて、これは彼の個性だと素直に受け取れるくらいにはなったのだが、そもそも前回のバーナビーがやっぱり愚かにみえた。そもそも私が思っているよりも彼は賢くないのかもしれない。というか、これは視聴者の側からみたら簡単にみえるだけなのかしらん。バーナビーが精神的に追い詰められているということはあるだろう。
お話全体を通した謎がとうとう終着するということで緊張感は高まってきた。ルナティックさんが活躍してくれそうで嬉しいというのもある。娘は人質的な配置かと思っていたが、味方として活躍する方がありそうだな。それにしても社長はなんで態々自爆する方向へ遊んでしまうのか。まぁ楽しいからいいけど。
常々、ヒーローショーの欺瞞というか、世界観について思っていたのだ。別に解決するような疑問でもないし、イチャモン設定厨になりたいわけでもないのだが、虐げられるネクスト能力を価値あるモノにするという目的と、そこにヒーローショーとして利用することによる旨い関係みたいなのがあるのかね。
今回の件で、そもそもショーのために事件を起こすことすらあるということが確かになったけれど、まぁ大半の視聴者は驚きもしないだろう。しかしあの街が一体全体何のためにあるのか分からんのだ。
しかし、これだけメチャクチャなのに楽しいというのは凄いバランスなんだということだね。楽しい。