ゆるゆり

ニコニコ動画で第5話をなんとなく再生したらば面白かったので全話を視聴してしまった。人気があるという。そうか。
「緩い百合」だから「ゆるゆり」というのは確かにそうだろうが、友情でも愛情でもどっちでもいい。
萌えがないといえば嘘だろうとは思うけれど、これは萌えアニメじゃないだろうと思う。日常系といえば確かにその括りに入るのだろうけれど、全体がエピソードの連なりで終わるだけでなくて、ストーリーがあるようにみえるから、だから萌えアニメじゃないと私は言う。
杉浦彩乃というキャラクターが1番分かりやすくて、だから彼女が1番好きなんだけど、彼女の歳納京子への感情というのが面白いのだ。たかだ5,6話の間だけでも関係性が徐々に強くなっていっているのが分かる。かといって、もどかしい。
人間関係が平たくもない。「らき☆すた」や「けいおん!」と何が違うのか知らんけど、百合、というかある種の恋心みたいな感情の表現が前面化された効果なのか、人間関係に起伏がある。アニメ特有の動きが魅力を増しているのかもしらん。
ま、面白い。