どうして響があやまったりするの

分かってるでしょ、『戦姫絶唱シンフォギア』第7話をみたよ。

毎回、印象的な台詞を記事のタイトルにしてきた。今回の、あんまり分り易すぎるんだけど、まあ便利なので、これ。戦争の火種云々もなかなか好かったが、コッチで。

ニコ動のコメントで面白かったのをピックアップすると「全くシンフォギアっぽく無いがとても良い」というのかな。今回の展開について見事な感想でした。偉そう。

あとは、クリスの歌に対する態度について、ライディーンさんとラーゼフォンさんがコメントされていた。これは秀逸だった。これはネタ的な消化の仕方ではあるけれど。

色々と言いたいことがあるけど、まぁ纏まらないので基本に立ち返る。折り返したけれど、この作品の魅力の第一ってのは脚本の濃さとそれを短期間に駆け抜けようというスピードなんですよ、やっぱり。断言した。

奏さんの過去を回想しながら御本人の人格に深みを、奏さんに寄っかかってる、そこから自律しつつある翼さん、カットの連続で酷い過去がサラっと流されたクリスちゃん、締めには数千年だかの単位で頑張っちゃてるらしいフィーネさんと了子さんかね。

この人物像とか、図式化するとかなり綺麗になるんじゃねーかなとも思うが放っておいて、おなじみ的外れみたいなコメントを参照しながら話をすすめる。

「説明ゼリフ乙w」みたいなのあるけど、ハッキリ言って「イミフw」でも「乙w」でもどうでもよくって必要最低限、了子さんがヤバイ奴だって描写と数千年とか別世界とか絡んでるのよってのが描写されれば充分なのね。これ、さっき言ったスピードの魅力を設定側からこなすための技術だよね。違和感を感じるというのであればそれは残念だが、どうですかね。

了子、フィーネは、前回挙げたけど『鋼の錬金術師』みたいな感じじゃねーのかな。今回のフィーネが最後の喋った台詞とか鑑みてもな。骨組みみてても、ハガレンとか、まぁその辺の、オーソドックスなテーマを了子は担ってるだろう。

クリスちゃんの人物がね、これまた分り易すぎていいのかと疑いたくなるようだが逆にいえばこれほど分かりやすく的確な描写が出来るのか!という話で、彼女の人のよさというのがね。基本的に褒めることしかしない。

未来さんについては、今回の台詞以上のことはあんまりない。だが、たとえば、2段ベッドの下段がはじめて利用されていたので話題沸騰していたものの、彼女逃げるようにベッドに入っていたね。怒りが単なる怒りだったら、単純に寝るための手順とって無視して寝るという感じになると思うんだけど、彼女さ、部屋着のまんま布団に逃げるように潜ったんですよ。逃げたんですよ。怒りによる無視じゃない。

こういうの素晴らしくないですか。

あと眼だね。この作品、眼の動きが本当にいいです。
基本的に褒める事しかしない。